2019年9月16日月曜日

9月実施報告及び10月予定


914日(土)実施報告、1019日(土)予定
1.参加者:5
2.場所:西白井複合センター 工芸室
3.実施内容:
①アートセラピー『3色パステルアート』体験
3色パステルアート』とは:「赤」「青」「黄」の3本のパステルだけを使用する
アートセラピー(芸術療法)
脳科学と心理学をベースに開発された独自の技法で、パステル画を描く。
3色のパステルと綿を使用し、画用紙に思い思いの絵を描く。
綿で描くため、絵には柔らかい色調のグラデーションが表現される。
この柔らかい色調のグラデーションを見ることで、脳の海馬からθ波が出て、
記憶力や集中力がアップしたりリラックス効果が生まれる。
<日本心理療法協会認定>
運営元:3colors(スリーカラーズ)
代 表:濱端望美先生
▽詳細はこちら
https://3cart.net/
<創作の様子と参加者の声>
インストラクター指導の下、最初は3色のグラデーションを表現。その後2つ目の課題として、各自思い思いの絵を創作。会話を忘れてみなさん熱心に自分の思いを表現。
「楽しいかった「(パステルを使うことが)懐かしい」「綿棒や練り消しゴムを使うことでいろいろな表現ができた」など好評。






②学習内容:前回から継続

教材『カウンセリング練習帳―人間関係システム視点―』(水野修次郎著、ブレーン出版)を使用。
5   家族システムの見方 P73
1-感情のユニットとしての家族
家族カウンセリングの理論では、家族は一つのシステムであり、親近感の強い団体は「1つの感情のユニット」を形成していると考える。
練習5-1:家族システムに変化が起き、それぞれに変化に対して族システムはどのように対応するか。
4例について参加者が各自考察し、意見を発表。
①夫が退職したとたんい元気がなくなり、家に引きこもりがちになった。
②仲が悪く、喧嘩ばかりしていた夫婦の子供が非行問題を起こした。
③妻が、夫との関係の悪さを長女に相談した。
④両親が長男を溺愛し、過剰に干渉した。
<参加者の声>
①について:「妻が元気になる」「妻は夫のことを心配する気持ちもあるが、うっとしさも感じ外出したり、友人に愚痴を話す」「妻は心の支えになりたいと思う」
②について:「夫婦が協力して解決」「夫婦がお互い相手のせいにして非難する」
③について:「長女が父親を嫌いになり妻はまずいと感じた」「妻は長女を味方につけたいが、長女は反発」「長女は、自分は自分だから独立したいと考えた」「長女は、夫婦のことは二人で解決して欲しいと言った」
④について:「他の兄弟が反発」「長男が反発し、暴力をふるうようになる」「長男は親に依存」など

練習5-2:中学2年の娘が不登校になった母親が、カウンセリングルームを訪ねてきた。援助を必要としているのは娘か、母親か、それとも両方なのかを考える。
解説から。まず、カウンセリングに訪れた母親の行動を誉め、次に母親が困っている状況に共感。
その次に状況を正しく把握する努力をし、カウンセリング関係を作る。そして問題と思われる本人がいなくても、家族の人間関係に焦点を合わせる。
<参加者の声>
・解説の「母親が、娘の状況を正しく把握しているかどうかを確認して共感」
 には違和感。

4.箱庭体験会の結果発表。
8月24日(土)白井市にて。午前4名、午後4名が参加し好評。

5.次回について
〇実施項目:①カウンセリング練習帳を用いた学習を継続 ②参加者からの相談、検討したいテーマ(時事問題など)について
〇日時・場所:

20191019日(土)予定 
14001700/西白井複合センター 研修室。 


【産カ北チ】2020年9月26日(土)実施報告、10月24日(土)予定

1.参加者:4名 2.場所:白井駅前センター 研修室1 3.実施内容: ①学習内容: 教材『カウンセリング練習帳ー人間関係システム視点ー』(水野修次郎著、ブレーン出版)を使用。 第6章  家族カウンセリング P97~102 1-セルフの分化 家族カウンセリングで注意が必要なのは、...