今日は3連休の初日。「秋冷」ではなく真夏日の陽気に誘われて「北総ウォーク」に参加し、14kmを完歩してきました。4回参加のスタンプで北総鉄道グッズの7500形電車型爪切りをゲットし、てっちゃんへの良い土産となりました。(^^)v
敬老の日から時間が経ちましたが、今回は、高齢者の就労の現状について、総務省統計局発表の資料(注)を基に簡単に紹介しましょう。
65歳以上の高齢者人口は、平成25年9月15日現在推計で3,186万人、総人口に占める割合は25.0%となり、人口、割合ともに過去最高記録となったようです。昭和22年から同24年に出生したいわゆる「団塊の世代」のうち、昭和23年生まれが65歳に達したことによるものですね。
高齢者人口の総人口に占める割合は25.0%、つまり、4人に1人となりました。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、22年後には33.4%、3人に1人が高齢者となるド超高齢化社会が到来します。
平成24年の高齢者の就業者数も595万人となり、過去最多となっているようです。また、15歳以上の就業者総数に対する高齢者の割合は9.5%となりました。高年齢者雇用安定法の改正、社会保障制度の見直し等を背景として、働く高齢者は今後とも増加傾向を示すことになります。
高齢者の無業者に占める就業希望者の割合である就業希望者比率を都道府県別にみると、男性は東京都が17.1%と最も高く、次いで京都府、大阪府、埼玉県などの順、女性も東京都が8.6%と最も高く、次いで京都府、大阪府、埼玉県などの順となっており、男女共に大都市圏で高いことを示しております。
さらに、産業別で見てみると、「農業、林業」が101万人と最も多く、次いで「卸売業、小売業」が96万人などとなっております。
就業者全体に占める高齢者の割合を産業別にみると、「農業、林業」が45.1%と最も高くなっており、高齢者が支えていることが理解できます。
平成24年の高齢者の就業者のうち、雇用されている「高齢雇用者」は、353万人、役員を除くと259万人となります。うち、「非正規の職員・従業員」は179万人となっており、役員を除く高齢雇用者の69.1%、高齢雇用者の50.7%を占めております。また、雇用形態別では、パート・アルバイトが43.5%、契約社員・嘱託が15.0%となっています。
ところで、「北総ウォーク」の参加者は、高齢者が圧倒的に多いと感じました。「病気」「貧困」「孤独」は高齢者の敵です。80歳の女性が坂道をスイスイと追い抜く光景もありました。参加者の皆さんは、元気バリバリ、「生涯現役」そのものを感じました。
もっちりに 14キロ満たし あらばしり
もっちりに 14キロ満たし あらばしり
(注)「統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで http://www.stat.go.jp/data/topics/topi630.htm」