2012年10月22日月曜日

キャリアを構成する要素

 サニー・ハンセン(L.Sanny.Hansen)は、ILP (Integrative Life Planning:統合的生涯設計)において、人生における役割のすべてを盛り込んだ“ライフ・キャリア”を提唱しました。自分と社会の双方に役立つ意味ある人生のために、仕事(Labor)、学習(Learning)、余暇(Leisure)、愛(Love)の4つの要素をあげております。熱血サラリーマンにありがちな仕事だけに偏った生活ではなく、4Lのバランスを大切にし、実のあるライフ・キャリアを形成しませんかとの問いかけのようです。

市民活動推進センターの広報便覧の我がグループのコーナーに図柄が必要となり、いろいろと検討していたところ、MS-Officeクリップアートにぴったりの図柄が見つかりました。この図に4Lを重ねてみると、まさしく、ハンセン氏の言う「全体的要素が有意義に組み合わされた人生のパッチワーク“を創造する。」に通じると合点しました。

ちなみに、ハンセン氏は、ノルウェー系アメリカ育ちの女性の方です。ジェンダー役割とステレオ・タイプ問題に取り組まれている現役のカウンセリング心理学者ですね。
 

2012年10月14日日曜日

パワーハラスメント 特別講演会に参加して

2012年10月13日(土)「職場のパワーハラスメント」講演会に参加しました。

講師は㈱クオレ・シー・キューブの代表取締役 岡田康子氏。

会場は、千葉駅から歩いて10分ほどのところにあるツインビル商工会議所ホール。
快晴の当日、14階の会場南側窓からは遠く房総半島のなだらかな緑の丘陵の連なりが一望できました。こんな秋の良い日に、素敵なロケーションで勉強ができるのは、幸せなことだと感じました。


◆パワハラって何?これはパワハラなの?
◆パワハラ現場をビデオで見ながら考える、どうすればパワハラがなくなる?

などのワークを通じ、自分で考え、皆でシェアするという講演会でした。

パワハラを受けた経験がありますか?
  ☆受けた経験が無いと思っていても実は被害者であったり
パワハラしてるんじゃない?
  ☆そんなことしたこと無いと思っていても実は加害者であったり


きちんと、「パワハラとはこういうものです」、と理論的に知っていくことが大切なのだろうな・・・。
無知ほど危険なことはないのが、パワハラ、セクハラ、モラハラなどに共通する要素なのではないかと再度、実感しました。

いつの間にか、パワハラ加害者にされてしまっていたという事例も増えているということで、
「加害者という被害者にならないで下さいね」と岡田氏は最近よく口にされるそうです。







「パワハラ 」 と 「指導」 の違い
しっかり理解して、一人一人の人権を大切にしていく環境作りに、産業カウンセラーは尽力することが必要だと感じました。


















【産カ北チ】2020年9月26日(土)実施報告、10月24日(土)予定

1.参加者:4名 2.場所:白井駅前センター 研修室1 3.実施内容: ①学習内容: 教材『カウンセリング練習帳ー人間関係システム視点ー』(水野修次郎著、ブレーン出版)を使用。 第6章  家族カウンセリング P97~102 1-セルフの分化 家族カウンセリングで注意が必要なのは、...